新型コロナの影響で、ここ1~2年でリモート勤務がかなり浸透してきた。
働き方改革の中で多少謳われていたが、今では多くの企業で採用されるようになった。
それもあってか、郊外のサテライトオフィスにもサラリーマンを多く目にする。
また地方への移住者も増えているようで、移住をテーマにしたテレビ番組まである始末。
フリーランスや起業する人も増えているし、副業を認める企業も多く出て来た。
今回のコロナの影響で、ビジネス環境だけでなく「働く環境」も一気に変化したと言えるだろう。
このような「変化の時代」にあっては、時代の変化や環境変化に飲まれないように、また、右往左往しないように「自分の軸」をしっかり持つことが非常に重要になってくる。
「自分の軸」になるのが、「キャリアビジョン」や自己分析による「自己理解」だと考える。
キャリアデザイン研修では、自分の性格や能力などについて自己分析を行いながら、大切にしている価値観や仕事のやりがい、喜び、思い、情熱などを振り返り、将来の目標(キャリアビジョン)を作成していく。
また、自身のありたい姿だけでなく、現在の環境(会社、仕事、世の中)を考えることで、より客観的に自分自身を見つめることができ、視野の拡大にも繋がるのである。
キャリアを考えたからと言って、転職などする訳ではなく、「人生における今の仕事や会社の位置付け」をしっかりと考えることで、より高いモチベーションを持って仕事に取り組むことができるようになる。
また、リモート勤務では、上司や仲間の目がない環境で、自分をコントロールし、自律的に計画的に業務を行わねばならない。
その意味でも、従業員の「自主性」や「自律性」が極めて重要になる。
それらを醸成するのにも有効なのが、キャリアデザイン研修である。
小生はキャリア・カウンセリングも専門分野なので、キャリアデザイン研修の中で作成したキャリアビジョンや実行計画、また、事の悩みや相談にもひとり一人対応している。
従業員のモチベーション向上、自主性、自律性の醸成にキャリアデザイン研修とキャリア・カウンセリングは非常に有効な手段であると言えよう。
Comments